小学校入学前は、名前つけをたくさんします。
6年間使うものもたくさんあるのに「ひらがな」で指定されることが多いですよね。
それは、1年生に入学したばかりの頃は、漢字を学習していないので、クラスのお友達が漢字を読めないから。
記名するものが多くて大変でも、すべての持ち物にひらがなで記名してあげましょう。
2人の入学準備の経験をもとに、楽に名前をつけるコツや名前つけの失敗談などを紹介していきます。
小学校の名前つけはひらがなで!
なぜ、小学校一年生の入学準備の時、ひらがなで名前を付けてくださいと言われるのでしょうか。
それは、入学したばかりの1年生の学習は、鉛筆の持ち方やひらがなの学習から始まるためです。
たとえ、子供が漢字で書いてある名前を読めたとしても、周りのお友達は読めないことが多いです。
子どもたちが配りものをする時や、落とし物をしてしまった時も、名前が読めないので周りが困ってしまいます。
というわけで、学校から指定のない限りは、「6年間使うから」とはじめから漢字で名前つけをするよりも、ひらがなで名前を付けることをおすすめします。
名前つけの便利アイテムを3つ紹介!
ここからは、名前つけを少しでも楽にするためのアイテムを3つ紹介します。
- お名前スタンプ
- 布用のお名前テープ
- お名前シール
1つずつ見ていきましょう。
お名前スタンプ
お名前スタンプは、メーカーによっていろんな種類があります。
さまざまな大きさのひらがなスタンプが入っていて、中には漢字のスタンプもあります。
わが家には、4人の子どもがいるのですが、一番下の子のスタンプを注文した時、ローマ字のスタンプも入っていてびっくりしました。
低学年では、ひらがなのスタンプが大活躍します。
高学年で使う彫刻刀や裁縫道具などの名前つけには、漢字のスタンプが活躍します。
アイロンでつけるお名前テープ(布用)
続いては、アイロンでつけるタイプのお名前テープです。
ゆにねーむ お名前コットンラベル
布物の名前つけを楽にしてくれます。
(レッスンバックや給食袋、ナフキン、体操着袋など)
無地の物や柄の入った物など、種類も豊富なのでいろいろ探してみてはいかがでしょうか。
くるくるおなまえテープ
こちらも、アイロンでつけるタイプのお名前テープです。
この「くるくるおなまえテープ」は、長い名前ラベルがセロハンテープのようにくるくる巻かれている優れもの。
自由な長さに切ることができるので、名前を大きくしたり、小さめにしたり。
袋などの大きさにより、名前の大きさが変えられて便利です。
柄の入った袋に、直接名前を書いてもわかりにくいですが、名前ラベルを貼るとよくわかるようになります。
わが家では、このテープに「お名前スタンプ」で名前を押していました。
布に油性ペンで名前をきれいに書くのは難しいので、スタンプでポンときれいに押せるのはありがたかったです。
お名前シール
筆箱や絵の具セットなどの名前つけに便利です。
紙タイプや防水タイプのものがあります。
洗ったりする必要のあるものには、防水タイプを使いましょう。
算数セットの名前シールで失敗…
算数セット用のお名前シールもありますが、入学する学校によって購入するものが異なってくるので、説明を聞いてから注文してもいいかもしれません。
わが子の場合、昔ながらのおはじきも必要かと思い、前もって注文していたのですが、おはじきの購入はなく…。
使わないで終わってしまいました。
鉛筆に貼る時は名前シールの上からセロハンテープを
このお名前シールは便利ですが、鉛筆などに貼るだけだとはがれてしまい、持ち主がわからなくなるということも。
そんな時は、シールの上からセロハンテープを巻くと、はがれにくくなります。
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縫っておく
給食袋などの袋物には、先ほどご紹介したような、お名前のラベルシールを使う方も多いと思います。
よくお洗濯する袋物は、アイロンでつけた名前シールがはがれないようにするために、手縫いかミシンで縫い留めることをおすすめします。
何度も名前つけをするのは面倒なので、はじめに縫ってしまうと後が楽になりますよ。
学年・クラスは名前と別のシールで
また、小学校から名前だけでなく、学年やクラスも記入するようにお願いされるかもしれません。
そんな時は、学年とクラスだけ、別につけておくと楽ちんです。
次の学年になった時には、そのシールや布だけ外してしまえばいいので!
ひらがなの名前シールは低学年のうちに使い切ろう!
最初に、お名前はひらがなでとお伝えしました。
入学してから半年もすると、子どもたちも漢字を習い始めます。
習った漢字が子供の名前に使われている場合、新たに名前をつける際には、習った文字だけ漢字にしてあげると喜びます。
ですが、入学準備の時の残っているシールなどがある場合は、そちらを使ってしまった方がよいかもしれません。
中学年になるとひらがなのシールを嫌がるかも
なぜなら3・4年生くらいになると、ひらがなのシールを嫌がる場合があるからです。
わが子は、3年生で使う習字道具にひらがなの名前シールを貼ろうとしたら嫌がり、結局テプラで作ったシールを貼りました。
せっかく作ってもらった名前シールなのに、もったいない…。
ひらがなの名前シールは、低学年のうちに使い切ってしまうのがお勧めです。
まとめ
小学校の名前つけは、量も多く、大変です。
教科書だけでなく、鉛筆やクレヨン、色鉛筆、絵の具セットなど、細かな1つ1つにも名前をつける必要があります。
でも、名前があれば、教室や学校内で迷子になったとしても、必ずお子さんのもとに戻ってきます。
落とし物をして行方不明になり、次のものを新しく購入しなくてもいいように、普段から名前をつける習慣をつけておくとベストです。
親が名前をすべての持ち物につけてあげるのは、入学してから半年くらい。
1年生の2学期を過ぎるころには、お子さん自らが名前を書きます。
それまでの間と割り切って、名前つけをがんばってみてはいかかでしょうか。