産まれたばかりの新生児は、一日の大半を眠って過ごします。
そう育児書には書かれていますが、育児経験者なら「そんなことはない」とわかりますよね。
赤ちゃんは意外と眠ってくれないものです。
寝ないんだけど泣いていることがあります。
また、起きていても泣かない場合もあります。
しかし、赤ちゃんが泣かない場合でも放置せず、決してそばを離れないようにしましょう。
万が一、寝返りをしてしまったり、布団が顔にかかってしまったりしたら大変です。
新生児の赤ちゃんが寝ない、泣かないけど大丈夫なのか、またどうしたらよいかを、体験も交えてご紹介します!
新生児が寝ない、泣かないからと言って放置は厳禁!
新生児の赤ちゃんの中には、寝ないのに泣いている場合もあります。
わが子も、産まれたばかりのころ病院内で、寝ないのに泣いていることがよくありました。
でも逆に、泣かない場合は放置してよいのかというと、それは違います。
助産師さんにも言われたのですが、赤ちゃんはふいに寝返りしてしまうことがあるそうです。
そのときに、すぐに元に戻してあげないと窒息の原因になります。
また布団が鼻や口にかかってしまうと、息ができなくなる可能性もあります。
そうなっては大変です。
すぐに布団を取ってあげなくてはいけません。
そのため、赤ちゃんが起きている時に泣かない場合でも、放置をしないようにしましょう。
新生児が寝ない時どうする?
新生児の赤ちゃんが寝てくれないとき、どうするのがよいのでしょうか。
特に初めての赤ちゃんの場合、ママもまだ新米です。
「どうやってお世話をしたらよいかわからない」と思ってしまいますよね。
新生児が泣かない場合
赤ちゃんが寝ない時ですが、泣いていない場合はそばで寄りそってあげましょう。
まだ視力が0.01ほどしかないので、はっきりとは見えていませんが、ぼんやりとならわかります。
おもちゃを顔の前で振ってあげたり、歌を歌ってあげたりしましょう。
新生児が泣いている場合
赤ちゃんが泣いている場合は、オムツを替えたり、ミルクをあげたりします。
あとは、部屋の温度が高すぎないか、低すぎないかを確認しましょう。
抱っこをして窓の外の景色を見せてあげたり、部屋の中をゆっくりと歩いたりするのもよいでしょう。
すると泣き止んで、やがて眠ってくれますよ。
新生児なのに寝ないと大丈夫か心配
赤ちゃんの仕事と言えば泣くこと、とも言われるほど本当によく泣きます。
新生児の間は昼夜の区別もついていないので、1時間おきに寝て、泣いてを繰り返すことも。
基本的に新生児の間は「眠っているか、泣いているか、ミルクを飲んでいるか」のどれかです。
しかし「新生児なのに寝ない」と思っても、授乳中や寝かしつけ中にウトウトしていたりして眠っているものです。
あまりにも寝ない場合は心配ですが、多くの場合は心配不要ですよ!
新生児は1日に15~20時間寝る?
新生児の赤ちゃんは、1日に15~20時間眠ると言われています。
育児書にもそのように書いてあるのですが、それはあくまでも基準です。
「こんなに寝ない赤ちゃんって、他にいるの?」と思うくらい寝ないことがあります。
私の赤ちゃんも当時そうでした。
大丈夫なのか心配になったことも。
新生児だけど睡眠時間が短い(我が子の場合)
私には1歳半になる赤ちゃんがいます。
イヤイヤ期がちょうど始まったころですが、今までで大変だったのは圧倒的に新生児の頃でした。
家庭の事情で里帰りをできなかったこともあり、ひとりで赤ちゃんのお世話をしていたので余計に辛い時期でした。
また、産後の体調不良が続いていて体を動かすのも辛く、できれば寝て休みたかったのですが…。
赤ちゃんの1回の睡眠時間が短いので、私は睡眠不足が続いていました。
もちろん、全く寝ないわけではありません。
ミルクが欲しくて泣く → ミルクを飲む → 寝かしつけをする
→ 1~2時間ほど寝る
→ ミルクが欲しくて泣く
の繰り返しなのですが、大体2時間ほどで起きてしまいます。
これを24時間繰り返すと「15時間も寝ているのかな?」と疑問が残ります。
当時、育児専用アプリを使って、赤ちゃんの睡眠時間の計測を行っていました。
あまりに寝ないので記録をつけていたのですが、ちゃんと眠ってくれていた時間は13時間ほど。
どうしてこんなにも睡眠時間が短いのか疑問でした。
授乳中にうとうとしていることが多かった我が子。
どうやらその時間で睡眠時間を稼いでいたようでした。
新生児なのに寝ないし泣かない まとめ
新生児の赤ちゃんでも、一日中眠っているわけではありません。
そのため眠ってくれているときに、ママやパパも横になって少しでも休みましょう。
また、泣かないのに起きている場合もあります。
そのときは、おもちゃを振ってあげたり、歌を歌ってあげたりしましょう。
やがて眠たくなったら、寝入っていく可能性が高いです。
決して、赤ちゃんのそばを長時間離れないようにしてくださいね。
大変な新生児のお世話ですが、あっという間に時間は過ぎていきます。
少しでも育児を楽しんでくださいね。