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一年生の宿題にイライラ…完璧を目指さず少しずつステップアップを!

一年生の宿題にイライラ… 子育て

小学校に入学すると、今までになかった“宿題”が登場します。

初めは物珍しくてヤル気満々で取り組んでくれるかも知れませんが、1週間、1ヶ月と経過するうちに、子供もだんだん“宿題”というものに飽きてきます。

子供がちゃんと宿題をやってくれない…。

そんなお悩みを持つママやパパも多いのではないでしょうか?

イライラすると、大人も子供もやりたくなくなるのは同じですよね。

一年生の宿題にイライラしない・させないために、最初から完璧を目指さないのがおすすめです!

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ひらがなの宿題にイライラしない方法

例として、ひらがなの宿題にイライラしない方法をご紹介します。

まだ一年生であれば、字を上手に書けないのは当たり前!

たくさん並ぶ枠の中で、半分以上書き直させたい気持ちをグッとこらえて、これはどうしても…というワースト1~2だけ書き直しをさせます。

子供としても、1~2個くらならしぶしぶ書き直してくれるでしょう。

そうするうちに、ワースト2レベルの文字は書かなくなってきます。

ワースト2レベルの文字がなくなれば、次の段階では、今までワースト3~4レベルだった文字がワースト2に繰り下がり、書き直しの対象になります。

その繰り返しで、徐々に全ての文字を丁寧に書けるようになります。

最初から完璧を目指すのではなく、段階を踏んだ方が、子供も宿題嫌いにならずに済みます。

宿題嫌いになってしまうと、一文字目さえも書きたくなくなり、宿題に取り掛かってくれなくなります。

そうなると、やり直し所ではなく、宿題を始めさせる事から一苦労となり、逆にイライラの原因が増えてしまうのです。

急がば回れ!宿題は最初から完璧を目指さない!

一年生の宿題は、内容的には難しいものはないと思います。

入学して間もない頃であれば、ひらがなの練習・音読・簡単な算数プリント程度ですね。

そう難しい内容ではないのに、なぜ手間取ってしまうのでしょうか?

その理由として、子供は、一度飽きてしまうと、同じ事の繰り返しを嫌うという点が挙げられると思います。

「もうできるようになったのに、また同じ事?」そう思って嫌気がさす気持ちは、大人でも理解できますよね。

実際は、まだまだ反復練習が必要だから宿題として出ているのですが、子供にはそんなこと分かりません。

子供にとって、一度できた事は、もうマスターした事なのです。

例えば、ひらがな練習。

最近では、年長時にひらがなの練習を済ませている園も少なくありません。

年長さんの時にやっているので、あまり珍しさもなく、そして、同じ文字を何度も練習する枠が大量に…。

パッと見で嫌になる気持ちもわかります。

仕方なく枠を全て埋めようとするも、途中から飽きて雑になってくる。

雑な文字は、書き直しを親から命じられる。

せっかく我慢して全部書いたのに、また消して同じ文字を書き直す…。

もう嫌だ!となる子供の気持ちも分かります。

一方、親の立場では、書き直しになるのが分かっているのに、なぜ最初から全部丁寧に書かないの!とイライラしますよね。

子供も親もイライラ…。

親子共に宿題の時間が憂鬱になる悪循環のできあがりです。

この悪循環を生まないために、最初から完璧を目指さないことをおすすめします!

一年生の宿題をしないと後から困るかも?(失敗談)

イライラさせない事が良いのなら、字が雑であろうと、書き直しなんてさせなくて良いんじゃない?そう思うかも知れません。

実は、私も長女が一年生の時にそう考えました。

そして、よっぽど読めない状態でない限り、雑に書いていようと書き直しはさせていませんでした。

おかげで長女は一年生で宿題嫌いにはなりませんでしたが、チャチャッと雑に宿題を終わらせるタイプでした。

2年生で大問題が発生!

そんな長女が二年生になった時、大問題が発生しました。

二年生の担任の先生は、とても字に厳しい先生だったのです。

漢字の書き取りで「とめ・はね・はらい」ができていなければバツ!

文字のバランスが悪くてもバツ!

時には、親が見ても「なぜこれがバツなの?」と少し考えてしまう様な採点方法でした。

一年生の時には、チャチャッと宿題を終わらせていた長女。

二年生になりことごとくバツを付けられ、書き直しの嵐に見舞われた長女は、一気に宿題嫌いになりました。

いや、宿題嫌いを通り越して、漢字の書き取りに恐怖心が出てしまったのです。

バツを付けられる事で、字を丁寧に書かなければという意識は生まれたようですが、怖くてノートに漢字を書けない。

やっと書き始めても「こんな文字じゃだめだ!」と消してしまう…。

私が「ちゃんと上手に書けているよ!」と声を掛けても、まるでノイローゼの様に、書いては消すの繰り返し。

漢字ノート1ページ書くのに、毎日3時間以上も掛かって泣きながら宿題をやっていました。

担任の先生は一年ごとに替わります。

字の書き方に厳しい先生になった時に苦労しないため、また、将来を考えても字は丁寧に書けるに越したことはないでしょう。

そのためには、やはり基礎となる一年生のうちから、少しずつ丁寧に書く事に慣れさせていた方が良いと思います。

まとめ

文字が最後まで丁寧に書けるようになるという事は、それだけ集中力が付いているという事にも比例します。

集中力が付くと、授業中も先生の話を集中して聴けるようになり、自然と授業が理解できるようになるはずです。

授業が理解出来ていれば、他の算数プリント等の宿題も取り組みやすくなるという嬉しい効果が期待できます。

やり直しを最低限にするという方法は、一見遠回りの様ですが、実は一番効率的な方法なのではないかと思います。

宿題嫌いにさせない程度に、少しずつステップアップさせる事が肝心です。

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