親子で同じ布団で寝ている場合、子供の成長に伴い親の寝るスペースがどんどん狭くなります。
寝返りが打てないうえに、寝相の悪い子供からのパンチやキックで目覚めてしまい、親が熟睡出来ないのも事実。
自立心も促したいし、そろそろ一人で寝てほしい…。
わが家では、ひとりで寝れない長女に苦戦していました。
4年生になり「一人でベッドにいる時間を少しずつ増やす」という方法がうまくいってます!
失敗談も含めてご紹介しますね。
子供がひとりで寝れない…どうすればいい?
我が家では、現在進行形で長女(小4)の一人寝チャレンジ中!
もう少しで卒業できそうな予感がします。
その方法は「一人でベッドにいる時間を少しずつ増やす」というやり方です。
親は、隣の部屋などで待機します。
「○分経ったら呼びに来てね」と約束し、できるようになったら少しずつ時間を増やすようにしましょう。
まずは数分からでOKです。
慣れてくるとだんだん時間が延び、その間に寝ていることもありますよ。
(簡単そうに書いていますが、わが家ではさんざん苦労しました…)
子供がひとりで寝れない時は焦らず少しずつ!
それでは、わが家の場合をご紹介しますね。
寝るまで隣にいる方法はうまくいかず…
初めは、長女が寝るまで私が隣にいるという方法を取っていました。
しかし、子供が寝た後に部屋を抜け出したところで、長女にとっては一人で眠りについたという感覚がありません…。
ひとりで寝れる!という自信に繋がる事はありませんでした。
私も寝落ちしてしまうので、夜中に部屋を移動することもしょっちゅう。
それでも一晩中、子供が隣で寝ているよりは、寝室のベッドで広々と一人で眠れるようになったことで、私も「少しは」安眠できるようになりました。
しかし、寝不足なのは変わりません。
ずっと、子供が寝るまで横にいるわけにはいかないので、この後、どの様なステップを踏むべきか悩みました。
子供がベッドにひとりでいる時間を作ることに
やはり長女が起きている状態の時に「ベッドに一人」という状況に慣れさせる必要があると感じました。
眠くなり始めて私が退出しようとすると、逆に目を覚まして私を追いかけてしまう長女です。
そのため、眠くなる前にベッドに一人、という時間を作る事にしました。
初めは、5分…いや、3分だったでしょうか?
「この時間になるまでは、お部屋で頑張ってみてね。時間が来ても眠れなかったら、寝室に呼びに来て。」
と言い、私は隣の寝室で待機する事に。
当然、それで寝てくれるはずもなく、時間になると、きっちり呼びに来ます。
時には、時間まで待てずに呼びに来ることもありました。
でも、それも想定内です。
子供が寝なくてイライラすることが減った!
数分でも一人になる時間ができる事で、長女は夜の子供部屋に一人という状況に少しずつ慣れます。
私も、一瞬でも一息つける事で「早く寝て!」というイライラから、解放される効果がありました。
数分という本当に短い時間ですが、一人の時間が確保できる事でこんなに穏やかになれるのか、と自分でも驚くほどの効果です。
イライラから解放されるおかげか、長女が呼びに来ても、怒らず子供部屋に付き添う事ができました。
少しずつひとりの時間を増やす
この方法で、長女の中では「呼びに行けば、ママはいつでも来てくれる」という安心感も生まれたようです。
5分できる様になると、8分、10分、15分と、少しずつベッドに一人の時間を延ばしていきました。
時には「今日は5分にして!」と、いつもより短い時間をおねだりされる日もあります。
そんな日は希望通りにしますが、不思議と0分の日はありません。
長女の中で「一人の時間終了後にママを呼びに行く」というルーティンができたのでしょう。
ひとりでだんだん寝れるように!
最近では15分~20分が定着しました。
そしてその時間内に、いつの間にか一人で眠っている事が多くなりました。
私は、寝室で約束の時間まで待機し、長女が呼びに来なければ一人で寝れたと判断しています。
この方法なら、退室時のドア開閉音で子供が目覚めてしまう心配もありません。
私も、一人の時間を確保しながら子供が寝るのを待てる、というメリットがあります。
失敗に終わった一度目の「一人寝チャレンジ」
子供が夜寝る時、赤ちゃんの頃は親子同室という家庭が多いと思います。
授乳におむつ替え、夜泣き等、昼夜関係なく手がかかる赤ちゃん。
親と同じ部屋で眠る方が、何かと都合も良いですよね。
しかし、子供が成長するにつれ、夜中に対応すべき事もなくなると、そろそろひとりで寝てほしいと思うのも親心…。
すんなりひとりで寝てくれるようになれば良いのですが、なかなか上手くいかない事も多いと思います。
一度目のチャレンジは小学校1年生の時
我が家は、長女の小学校入学を機に、子供部屋にベッドを購入しました。
小学生になる事をきっかけに、一人寝を促したかったからです。
しかし、なかなか上手くいきませんでした。
当時三歳だった次女は、まだ私と就寝していたので、長女の中で「なぜ私だけ一人で寝ないといけないの?」という思いも大きかったのでしょう。
もちろん、小学生になったからという理由も説明しましたが、簡単に言う事を聞いてはくれませんでした。
1回目の一人寝チャレンジは数日で終了
そもそも、長女は根っからの甘えん坊。
次女に対する「ママを取られた」という嫉妬心も強かったので、納得の展開です。
それでも、2、3回は、しぶしぶチャレンジしてくれる日がありました。
しかし、5分も経たないうちに半泣きで寝室にやってくる始末。
新調したベッドで長女が眠りにつく事はありませんでした。
私も、次女の寝かしつけと長女の一人寝のフォローが追いつかず、結局は寝室に戻ってきた長女をそのまま眠らせる日々が続きました。
その結果、長女の初めての一人寝チャレンジは数日で終了!
3年後、次女が小学一年生になるタイミングで、二人まとめて一人寝チャレンジを行う事になったのです。
まとめ
二度目のチャレンジでは、小学四年生にまで成長した長女。
私の睡眠時間・スペースを確保するためにも、もう成功させるしかありません。
しかし、甘えん坊の長女は、二度目もやすやすと言う事を聞いてはくれませんでした。
逆に、1年生の次女の方は、すんなり一人寝に移行できるタイプでした。
同じ親から産まれ、同じ家庭で、同じように育てたつもりの長女と次女ですが、良くも悪くも正反対です。
今回の件に限らず、こんなにも性格が違うのかと様々な場面で驚かされます。
一人寝を始める正解の年齢などありません。
お子さんの様子を見極めながら、親子共に無理のない範囲で、焦らずチャレンジしましょう。