赤ちゃんに絵本を読んであげているのに、途中でめくりがたる。
「お話をちゃんと聞かせたいのに」とモヤモヤしているママやパパはいますか?
赤ちゃんは絵本をめくるのが大好きです。
ママやパパが読み聞かせしている途中でページをめくってしまうことがあっても、赤ちゃんのペースに任せましょう。
赤ちゃんにとって絵本は、読み聞かせだけでなく、めくることも楽しみのひとつです。
また赤ちゃんが思わず熱中してしまうような、絵本をチョイスすることも重要ですよ。
おすすめの絵本もお知らせするので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。
赤ちゃんが絵本を勝手にめくるときはどうすればいい?
赤ちゃんが絵本をどんどんとめくってしまって、読み聞かせがうまくいかないことってありますよね。
特に、手先が器用になってきた赤ちゃんによく見られます。
絵本をめくってしまっても、その様子を見守ることも大切です。
あっという間に一冊が終わってしまいますが、それでも赤ちゃんが満足そうにしていたらよしとしましょう。
赤ちゃんが絵本をめくるのはいつから?
わが家には、1歳半になる赤ちゃんがいます。
大体1歳ころから、自分で絵本をめくるようになりました。
最初はゆっくりだったのに、今では、私が読み切っていないうちに勝手にめくってしまいます。
時には、前のページまでさかのぼってしまうことも。
私の家の赤ちゃんは、絵本が大好きです。
1日に10冊程度読んでほしいとせがんできますが、どの絵本も高速でめくってしまいます。
図書館で借りて来た絵本の場合、最初の2.3回はじっと耳を傾けてくれていますが、慣れてくると、どんどんとめくってしまいます…。
見守ってあげることも大切
「赤ちゃんが絵本をどんどんめくってしまうのですが、どうしたらいいですか?」
と、地域で子育てママからの相談を受けている保育士さんに、相談してみたことがありました。
その時に言われたのは、「赤ちゃんのペースを見守ってあげることも重要」ということでした。
1歳から2歳までの赤ちゃんは、自分でいろいろなことをしてみたい年齢でもあります。
そのため絵本も自分でめくるのが楽しくて、読み聞かせそっちのけになってしまうことがあるそうです。
その話を聞いてからは、無理をして、絵本に書いてある文章すべてを読むのは止めました。
また、赤ちゃんの様子をよく観察してみると、好きなページがあります。
その箇所に来ると、じっと私の話し声に耳を傾けてくれていることもわかりました。
赤ちゃんなりに絵本を楽しんでいるのだなと思ったら、しばらくは今のままでもいいのかなと思えるようになりましたよ。
読み聞かせ中の姿勢を正す
いくら赤ちゃんのペースといっても、できれば絵本をしっかり見てもらいたいのが親心です。
絵本をめくりたがる時は、見守る以外に対処法はないのでしょうか?
実はいくつか試してほしいことがあります。
まずは、姿勢です。
読み聞かせをしているとき、どのような体勢で本を読んでいますか?
ベッドの上で寝転がって絵本を読むのもいいですが、次々にページをめくられて困っている場合には、椅子に座らせて読み聞かせしてあげましょう。
ママは赤ちゃんの横に椅子を置いて、同じ目線で絵本を読んであげるとなお良いです。
できればテレビの音は消して、赤ちゃんが絵本に集中できる環境を整えてあげましょう。
椅子に座ることで赤ちゃんが簡単に絵本に触れられなくなるので、めくられる心配もありません。
絵本を変えてみる
もしかしたら、絵本が赤ちゃんに合っていない可能性もあります。
特に低年齢のうちは、文字の多い絵本だと途中で飽きてしまうことも。
年齢に応じた絵本をチョイスするようにしましょう。
そして世に知られている王道の絵本を選ぶことも重要です。
選ばれているということは、赤ちゃんが気に入っている絵本である証でもあります。
わたしのおすすめ絵本をいくつか紹介しますので、参考にしてください。
サンドイッチサンドイッチ
サンドイッチの具材がきれいに描かれた絵本です。
できあがる過程が楽しく、赤ちゃんも気に入ってくれること間違いありません。
いないいないばあ
1967年から愛されている有名な絵本です。
赤ちゃんはみんな、いないいないばあが大好き。
一緒にいないいないばあをしながら、楽しく絵本を読んであげましょう。
だるまさんシリーズ
「だ・る・ま・さ・ん・が」とリズムよく読んであげることで、赤ちゃんも絵本を楽しむことができます。
だるまさんのイラストも可愛らしく、一家に1冊欲しい絵本のひとつです。
気になったら図書館にもあるので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
絵本をめくりたがる赤ちゃんについて、いくつかの対処法をご紹介しました。
赤ちゃんにとって絵本をめくることも楽しみのひとつです。
成長の証だと思い、見守ることも手です。
しかし、できれば絵本の内容を理解してもらい、喜んでもらいたいもの。
その場合には、まず絵本を読む姿勢を変えましょう。
椅子に座って読みきかせをすることで、赤ちゃんが絵本に集中できますよ。
また、絵本を変えてみることもひとつの方法です。
赤ちゃんが喜ぶ王道の絵本をチョイスしてみましょう。
赤ちゃんにとって、絵本は大好きな遊びのひとつです。
絵本の時間がより楽しくなるよう願っています!